読むのがとても辛かったのは、「世界の終わりは悪いことだろう 」というものだった。 私が本当に読んだのは『世界の終わり』という本だけで、そのリストには載っていなかった。 そして、ここからが私にとってのすべての失敗だった。私はたくさんの本を持っていて、それを連続して読んでいた。何かを読んで、「これはとてもクールだ。これも読もう “と。それを1年か2年続けて、毎日新しい本を読んでいた。新しいものを読むのは気持ちのいいものだった。でも、それが実は少し退屈なことだと気づき始めた。 私にとってとても重要だったのは、私は本を読む人間ではないということ。私は本を集める人間ではない。他の人の本にとても興味がある人なんだ。そして、私はすべてを読まなければならないと思った。誰かが書いた本は全部読まなきゃいけないと思っていた。 だから、「セラピーとしての読書 」というものがあることを知り始めたんだ。そのときから、私は本当にバラバラになり始めた。本をたくさん読むことほど、私にとって重要なことはないとわかったからだ。何が私を元気にしてくれるのか？そして読書は、良くなりたければ、とてもとても良く読まなければならないことがわかった。私は本を読む人間にはなりたくなかった。読書家にはなりたくなかった。もうそんなことはしたくなかった。 ただ本を読みたかった。本が読みたいんじゃない。本を読みたい。本は読みたくない。本が読みたい。本は読みたくない
