「あの、ここって……」残るレモンと青汁の二色を手に取り、薬美へ振り…

「あの、ここって……」残るレモンと青汁の二色を手に取り、薬美へ振り返る李樹。「能力を得られるポーションって、ありますか?俺、無能力者……なんです」答えは、すぐに飛んできた。「ありますよ!その青汁ポーションがそうですね」青汁かよ……と、李樹は苦い顔をしたがすぐに値段へ視線を移した。すると、全部が210円。普通のジュースよりは高いが手が届く値段だった。「これ、お願いします」レモンのボトルと青汁のボトルを棚へ戻し、メロンミルクのボトルをレジへ出す李樹。「まいどあり!」会計をしながら、薬美はポーションの説明を始めた。「緑のポーションはですね、私が作ったものでして、私が作った全ての飲食物を食べるか飲むかした人達と能力を入れ替える効果を持ちます!」「え」「なのでご安心下さい!私の能力がこうして分かっているという事は?すでに能力シャッフルの輪は出来ているのです!」「その中の誰かが無能力になるって事ですか?」「そうですが、みんなシャッフル慣れしているので無能力者になるくらい大した事じゃないですよ、すぐまた何かしらの能力者になりますから」「フルーツバスケットかよ……」「ですねぇ」

これは、この店で魔法の材料を買うと作れる魔法だ。材料は、魔法店で魔法の巻物を使った人から買う。材料は、買った人が巻物を使った回数だけ効果が上がる。この巻物があれば、同じようにポーションが作れるのですか?わかりませんが、その種のポーションを複数作ることはできます!そうだ、この巻物を買ってやってみよう!ポーションを2つ作ってみる!材料を買って、ポーションが完成するのを待つ! とりあえず、材料を用意しなければならない。材料は3つしかないから、今すぐ店で買うわけにはいかない。つ目の材料は赤い果実、3つ目の材料は魔法のキノコだ。森の中にあるキノコだ。一般的なキノコだから、何に効くのかよくわからない。マジックショップの店員さんに聞いてみないと。そう言いながら、2つ目の材料と魔法のキノコを買った。ただ一つ心配なのは、キノコの見つけ方がわからないことだ。つ目の材料である赤い実は、この店でしか買えない。町では高くて買えない。ここで売ってないかな、でも売ってなかったら、物を売っている店に行くしかない

Photo by byb64

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