福祉用具の高騰化
しかし政府の新たな戦略は、生活保護や貧困層への給付を増やし続けることだ。 これは非常に危険で無責任な政策だ。 将来、これらの給付を受けられる人の数は今よりずっと少なくなるだろう。 つまり、持続不可能なほど高い福祉負担を抱えることになるのだ。 たとえば、障害者手当を受けられる人の数が3分の1になれば、失業手当を受けられる人の数を減らさなければならなくなる。 公的年金（または公的年金相当額）を受給する人の数も3分の1削減される可能性が高く、公的年金を含むすべての給付がより高額になる。 その結果、これらの給付を受けられない人が増えることになる。 その結果、生活保護の主な形態であり、貧困の主な原因である失業給付が押し上げられることになる。 長期的には貧困の増加につながる。 そして、必要不可欠な福祉給付金を利用できない人々の数が大幅に増えることになる。 しかし、連立政権下では、福祉制度の利用が大幅に増加している。 2010年までに、政府は生活保護を利用する人の数を26％増加させた。 昨年末には、英国の子どもの5人に1人以上が生活保護を受給している世帯に住んでいた