今から行こう

今から行こう

「アラ、わかる? 「うん」。 私がそう言っても、彼女の表情は変わらなかった。 「行こう」。 「行こう」。 「行こう」。 どうやら、私たちが彼女に会いに行く道を行くまで、彼女は立ち止まらないようだ。 「アラって言うんですか? 「うん」。 「さあ、行こう」。 その翌日、私たちはついに彼女に会える場所にやってきた。 「じゃあ、行くよ」。 「待って、これはちょっと……」。 部屋はかなり広く、幅は10メートルくらいはありそうだった。寝間着姿の少女が部屋の椅子に腰掛けていた。 「じゃあ、どうするの? 「地下牢に行くんだけど、一緒に来ない? 「それは…いいよ。でも…」。 一瞬、言葉に詰まったが、よくよく考えてみれば、あのとき彼女が私に聞いていたのは、ごく普通のお願いだったとしか思えない。 「じゃあ、行こうか」。 「じゃあ、行こうか」。 「じゃあ、行こうか」。 二人で地下牢の部屋に行き、入り口まで来ると、私は仲間に声をかけた。 「ティヒヒ、二人とも。少し待ってろ」。 「そうするよ。 「わかった。では、私はこれで」。 地下牢に入ると、私はすぐに真ん中に行き、座った。 立ち上がろうとしたとき、外から声が入ってきた。 「おっと、二人とも!待ってください!」。 「ほう、どうした? 「警備員、何事だ!侵入者だ!」。 歩いていた髪の長い女の子が入ってきた。 「あ、私です。って聞いたんだけど。

Photo by chineseinus.org

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