今から行こう
二人で馬車に戻りながら、今度の試験について話し始めた。あの日以来、二人への想いがさらに強くなっていることを認めざるを得ない。馬車に戻りながら、あなたは二人を見渡した。 「やあ、雪乃」 「どうしたの? 「ごめんなさい…」 「気にするな、由比ヶ浜」 「…わかった」 笑顔で雪乃は馬車に向かう。あなたはその場に立ち尽くしたまま、少し気まずさを感じずにはいられない。 「私の悪い癖です。本当にごめんなさい」 「いや、いいんだ。気にしないでほしい。」 「…ありがとう」 …その時、背後から声がする。 「あいつと仲良くして本当にいいのか?」 …あなたも声を聞く。 「わ、どうしたの、雪乃?」 「どうしたの? 「どうしてそんなに心配そうなんだ? 人目の声が聞こえる。 「雪乃…」 雪乃のほうから聞こえてくる声は、いつもの彼女らしくない優しい声だ。 「雪乃・・・言いたいことがあるんだけど・・・言えないんだ」 「…なんですか?」 「あのね…私、試験に間に合いそうにないの。間に合いそうにないんだ…今日帰るよ、いいかい?」 「…どういう意味?」 「試験には間に合いそうにない・・・明日帰るよ?ごめんね、雪乃・・・明日も頑張るから・・・」・・・雪乃は今泣いている