年齢を重ねるということは、夢をみなくんるということなのだ。
作家になる夢を諦めたわけではない。ただ、書きたくなかった。詩人とかミュージシャンとか、時間や労力を必要としない仕事に就きたかった。自分の最高の仕事はすべて頭の中にあるような気がして、他のことをして時間を無駄にしたくなかったんだ。 拒絶されるのが怖いとか、仕事の決断を誤るのが怖いとか、そういうことではなかった。ただ、作家になりたくなかっただけなんだ。詩人とかミュージシャンとか、時間と労力を必要としないものになりたかった。 書くこと以外の生活がないと、書くことは難しいと思う。友達も恋人もいないし、時間や集中力を使うものもない。 そして、失敗を恐れる。 拒絶されることへの恐れ。 その恐怖から抜け出す方法はたくさんある。それは、「書きたいだけ書く」、「書けるだけ書く 」という姿勢から始まる。しかし問題は、いくら書いても、いくら努力しても、前に書いたものに勝るものはないということだ。 だから、別の選択をしなければならない。「とりあえず書いてみる」。それはとても解放的で爽快な感覚だが、同時にとても苦しいものでもある。書けるだけ書く」と言うのはとても簡単だ。でも、その考え方から抜け出すのはとても難しい