中東レバノンでは、首都ベイルート南郊に対するイスラエル軍の空爆を…

中東レバノンでは、首都ベイルート南郊に対するイスラエル軍の空爆を受けて、数百世帯が避難先を求めて海岸や公共の広場で寝泊まりしている。こうした人々の中には別の場所での紛争からレバノンに逃れてきた人もいる。シリア人の難民のファティマ・チャヒネさんはAP通信の取材に対し、夫と2人の子どもとともに夜にバイクでダヒエから公共の海岸にまっすぐ移動してきたと述べた。ダヒエでは27日にイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師が死亡していた。チャヒネさんは「我々は、子どもたちが怖がらない場所を望んでいるだけ」と語り、2011年にシリアでの戦争から逃れてきたが、今また同じことが起きていると述べた。

最近の戦争の震源地となった北東部の町クセイルでは、土曜日に200人以上の人々が町のメインモスクであるマジュリスに避難した。モスクの拡声器から祈りの呼びかけが流れ、人々はモスクに集まった。2011年初めにシリアで紛争が勃発したとき、多くの人々がクサイルから逃れてきた。彼らはシリアの空爆からの避難を求めてこの街にやってきたのだ。AP通信によると、国内最大都市のひとつであるダマスカスでは、出勤を拒否する市民もいれば、親族の消息を待つ市民もいる。 ホムスでは、多くの住民がモスクに避難した。同市のアルクッズ・モスクは3月28日に襲撃を受け、武装集団がモスクの両側から礼拝者に向けて発砲し、7人が死亡、20人以上が負傷した。この2日間で、数家族が市内に避難した。市内の旧市街には安全な場所がなく、多くの人々が避難している。市内の通りは人々であふれ、車には人が乗っている。この地域はまだ封鎖されているが、徐々に平常に戻りつつある

Photo by Agência Brasília

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