「静かで内向的なのは正しく簡単な外向的な人間として認められるよう努力すべきだというメッセージを（いつも）受け止める」（ような）体験について抽象的な言葉だけを使わず、人々の具体的な行動や、具体的な穏やか、特定的な場の雰囲気なども書き、具体的な描写／説明を書くこと。
著者が経験したことにとても興味があるのだが、それをうまく言い表すことができない。面白いとは思ったが、「これを書いている人にとって、これは本当に一般的な経験なのだろうか」という疑問が残った。 この本にはある程度の主観が含まれているのだろう。この本を読むと、研究参加者の多くがこの問題に関して何らかの不安を抱いた経験があり、著者がこのテーマに個人的な関心を持っていることがよくわかる。著者はこの問題に対してある程度の見識を持っているし、過去にも持っていたのだから、彼女が意見を持たないとは考えられない。しかし、私には、これは著者が一般的な話題について自分の意見を述べているのであって、具体的な個人的経験はないように思える。もしかしたら、誰かが「この本にはこう書いてあるから、きっとそうなんだろう」と言って、それで終わってしまうようなことなのかもしれない。文章の質については何とも言えないが、著者の全体的なアプローチは面白いと思う。 [リサ・エスポジートのサイエンス＆ヘルス2001年9-10月号より（p.19）］。 [不安とうつの本」の著者が、この本に対する批判に答えている。］ [2001年10-11月号、リサ・エスポジートと科学と健康（p.16）より］