昼食外出では、当日、現場で食べたいものを選んで食べるという形式で…

昼食外出では、当日、現場で食べたいものを選んで食べるという形式で食べた。結果、マクドナルドを選んだが、自分で選んだこともあり、普段、食べにくそうに食べているものも、いつもより積極的に食べようとする様子が見られた。また、自分で好きなお店を選んで好きなメニューを食べるという、新しい経験を得たことにより、外出の幅が広がった。

2014年2月に『Perspectives on Psychological Science』誌に発表された2つ目の研究は、「選択 」と 「選択経験 」の2次的なつながりに焦点を当てたものだ。この研究では、研究者は参加者に課題を与えた。参加者はそれぞれ、4色のボールの配列を見せられ、各色の合計が最も大きいボールを選ぶよう求められた。例えば、赤、緑、青、黄のどれかを選ぶ。この場合、私は緑か青を選ぶことができる。課題は、できるだけ早く赤いボールを選ぶことであった。 実験中、各参加者は無作為にグループに割り当てられた。一方のグループの研究参加者は、すべてのボールの合計が同じであると告げられた。もう一方のグループには、ボールの合計が異なることが告げられた。そして、これらのグループに同じ課題を与えた。その結果、参加者はどちらかを選ぶと、多くの場合、合計が小さいボールを選んだ。合計が大きいボールを選ぶことはできなかった。人によって異なるタイプの選択は同じことのように思えるかもしれないが、研究者たちは、それらが異なる結果をもたらすことを発見した。 ボールの合計が異なると知らされた人は、自分独自の選択に対してよりオープンである。例えば、グループの一人がスニーカーを探している場合、その人は青よりも赤のスニーカーを選ぶ可能性が高いかもしれない。一方、その人がスニーカーを探しているのであれば、青よりも赤のスニーカーを選ぶかもしれない。

Photo by cseeman

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