久しぶり誘いを断る

久しぶり 誘いを断る

「お久しぶりです」 私はホールに立っている六子を見やる。 「あれは何?」 「あれを見たとき、震えが止まらなかった。そうしたら、あなたが……本当に悪い人なのかどうか、わからなくなっちゃって」 「そうなんですか?」 「こういう気持ちになったことがないから、何とも言えない」 「彼と寝たの?」 「わからない。セックスするのは久しぶりだから」。 「そうですか。すごく気になる。どうして話したくないの? 「疑われたくないから」 「なぜ疑われたくないの? 「疑っていない」 「なぜ話したくないの? 「疑われたくない」 「では、なぜ疑われたくないのですか? 「疑われたくない」 「では、なぜ疑われたくないのですか? 「疑われたくない」 「では、なぜ疑われたくないのですか? 「疑われたくない」 「…でも、そうじゃないでしょう?こうなると思ったんだけど、本当に悪い人なのかどうか……」。 「それは違う!もっと世界を知りたい。違う世界に行きたい。違う世界を経験したい。あなたのようなヒーローになって、ヒーロー人生が終わったら、別の世界を経験したいんです!」 「それは嘘だ。疑われたくないからって、悪い人とは限らないよ」 「不審者になりたくないけど、なりたくない。

Photo by xiquinhosilva

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