そうか、彼も魁星(メトシェラ)になりたいのかもしれない。

そうか、彼も魁星(メトシェラ)になりたいのかもしれない。魁星(メトシェラ)になるメリットは、有名になって、名前が後世まで知れ渡るという事しかない。編み出した魔法が優れたものであればあらゆる所でもてはやされるが、そういう訳ではない者には特に得るメリットのない地位だ。それでも試験を受けようとする者は一定数存在し、その誰もが自分の存在を後世に残す事を夢見ている。それは私も、そしてオリヒコも、きっとそうなのだろう。当たり前ではある。何故なら、固有魔法は遺伝せず、術式も解析出来ないものが多く、なかなか普及させる事の出来ない、持ち主の魔法使いが死ねば簡単に失伝する花火のような存在なのだ。だから代わりに、自分の名前を呪文に混ぜた魔法を世に残す。それが魁星(メトシェラ)なのだ。次の日、オリヒコに話をしにいく事にした。オリヒコは、いつものように人気のない屋上で購買のパンを食べていた。「ごきげんよう。今日も一人ですのね」「やあ、割と寂しいから一緒にどうだい?」様子はいつも通りだった。「それではご一緒させてもらおうかしら」オリヒコの隣に座り、持って来たお弁当を広げる。「君がここに来るのは、珍しいな」「……そうですわね」「何か嫌な事でもあったか?」勘違いされている……。隠すような事でもないので、話を切り出した。「オリヒコ、私と一緒に魁星(メトシェラ)選抜試験を受けて頂けませんこと?」「は?」「一人では……寂しいではないですか」

〜. 子供と間違えたのかと思ったら、実は人間の子供だった。いや、女の子に近いかな。 体温が感じられず、ソファーに腰掛けると、体が濃い雰囲気に包まれる。やはり、恥ずかしいのは自分のはずだ。しかし、彼に何の落ち度も見いだせなかった。長い間私の面倒を見てくれたその人は、実は普通の人間だった。不思議なのは、その人が魔法を使えることだった。私は驚いたが、彼が使っているのは魔法ではなく、魔法を使うための方法であることに気づいた。 魔法を使う方法とは、学ぶことができる魔法のことだ。魔法を学ぶ方法はいろいろあるが、私は彼から学ぶことができてよかった。彼が教えてくれた方法は、私が見たことのある魔法をかけることだった。原作とは違うものを教えてもらったのなら、それを学んだ後に原作をより深く理解できるだろう。もちろん、完璧に覚えなければならないが、今のところ、どこかで見たことは何でも覚えることができている。 教えてもらったら、本で見た魔法は使えるようになったので、大丈夫です。オリヒコが違う魔法のかけ方を教えてくれればいいんだけど、魔法を覚えようと思ったら、似たようなものを作るわけにはいかない。織彦から魔法を習う方法は、魔法学校の普通の方法とは違うようだ。 そんなことを考えていると、目の前のドアが閉まった。

Photo by waggalibrary

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