累はクールな性格で容姿も美しく、女性の目を引く男だった。

累はクールな性格で容姿も美しく、女性の目を引く男だった。しかし彼は、いつだって萩に触れていたくて、他の人間の事など全く関心がない。ベッドに潜りこんで、萩の男性にしては華奢な身体を撫でながら、その愛おしい体温に癒され眠るのだ。「お疲れ様です。今日も仕事は忙しかった様ですね」萩は、小さな声で累を労った。

「……萩様ですか? と聞くと、累は顔を体に近づけると眠ってしまった。 「Lu-lu-lu-lu-lu-lu-lu-」 温もりを奪うように眠っている。 「そんな……」。 累は萩の寝姿に深く感動した。 萩が目を覚まさないことを知っているからだ。 「でも、このままにしておけない」。 累はベッドに向かいながらそう言った。 萩は顔を閉じていた。目を閉じている。 安らかに眠っていた。 夢だ。 でも夢じゃない。 「彼を現実の世界に連れて行きたいんだ」。 累は累の手を取り、萩の体に押し当てた。 「む、にゃあ……」。 累は萩の美しい体を撫で、萩の心は完全に別世界へと誘われた。 「町に住んで、現実の世界で生きていきたい」。 夢ではない。 現実である。 夢ではない。現実なのだ。 現実世界の問題を考えなければ、自分の能力を生かし、好きなように生きることができる世界。 「るるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……」。 萩の体は累の体に押しつけられ、その動きは累の全身が濡れるほど心地よかった。しばらくすると、累の頬が紅潮した。まだ慣れないが、萩を喜ばせることができるのはこれしかないと、累はわかっていた。 「るるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる……」。 累は顔を紅潮させた。 「にゃあ、にゃあ、にゃあ、にゃあ、にゃあ、にゃあ、にゃあ」

Photo by Acervo fotográfico do Poder Judiciário do Amazon

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