私はみんなのために働くスーパーヒーロー、、、なはずなんだけど

私はみんなのために働くスーパーヒーロー、、、なはずなんだけど

そしてこれが、スーパーヒーローという概念全体の問題点である。スーパーヒーローが存在する理由は、人々が自分自身について良い気分になるためだ。それがスーパーヒーローの存在意義なのだ。スーパーヒーローであることの要点は、自分自身を主張することであり、群衆の中で他の誰とも違う男になることだ。だから僕にとって、スーパーヒーローになることは、実はコミック本の経験とは正反対のことなんだ。漫画が好きな人にとってのスーパーヒーローのようなものだ。そして、コミックを怖がる人のためのスーパーヒーローにはなりたくない。 こんなことを考えるようになったのは、私の作品に対する人々の反応について考えるようになったからだと思う。つまり、「あんなキャラクターを作れるわけがない–いったいどんな人間なんだ」みたいなことを言う人を見かけるようになって、「どうしてだろう?と思った。でも、私はそれを証明するために懸命に努力してきたと思うし、このキャラクターや物語のコンセプトを受け入れてくれない人には会ったことがない。 私がやろうとしていることは、彼らがベースにしている人物の通常のステレオタイプのようなものではないだけでなく、単なる漫画の登場人物ではなく、現実の欠点を持った、現実の人間であるようなキャラクターを作ることだと思う。

Photo by cseeman

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