「山寺や石にしみつく蝉の声」という初案のと、「閑かさや岩にしみ入…

「山寺や石にしみつく蝉の声」という初案のと、「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」という最終的な俳諧の、誰にどのような場所で詠まれたかというようなコンテクストは含めず、句単体で解釈できることの違いというのを端的に「なるほど!」となるように解説すると、

これは素晴らしいアニメの公開を記念して書いた俳諧だ。以前から俳諧をやりたいと思っていたのですが、最近まで手をつけていませんでした。この俳諧について考えていたときに、この番組のテーマ曲を聴いた。 俳句そのものは、ちょっと変わっている。その俳諧が何についての俳諧なのかをリスナーに伝えるのではなく、登場人物について書いた。登場人物がいる場所だけでなく、登場人物とその世界について何か書けば、より個人的で楽しいものになると思ったので、俳諧は登場人物から始めた。小さな町に住む作家であり画家でもある「漫画家」という物語のヒロイン、小町について書いた。彼女は自己中心的な女の子で、何でも自分のことだと思っている。(アニメの中で小町への言及があるが、私は俳諧を書くまでそれを知らなかった)。私は都会に住む、とても内気な美しい青年について書いた。彼はとても物静かで控えめな男で、普通のやり方で自分を表現することができない。彼は小さな町の小さなアトリエで働くアーティストだ。(この人物の着想に気づいたのは、俳諧を書いた後だった)。私は都会に住む少年について書いた。彼はこの街で育ち、誰とでも仲良くできるとてもいい子です。彼はとても幸せな少年だ。

Photo by ianhun2009

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