2011年9月に、台湾駐日経済文化代表処札幌分処の設立や、北海道における台湾からの観光客増加を背景に、当時の北海道知事から北海道のシンボルである道産タンチョウを台湾との「友好の証」として寄贈するための協力要請を受け、釧路市動物園から台北市立動物園へ2羽のタンチョウ「ビッグ」と「キカ」が送られ、2022年6月には初めてヒナが1羽誕生しました。これを受け、台北市立動物園では、両園による協力関係の下で進めている道産タンチョウの生息域外保全を継続させるため、生まれたヒナのペアリング相手として、新たなタンチョウ1羽の貸与について要望を受けている。
このプロジェクトは、台北動物園、台湾駐日経済文化代表処(TECRO)札幌分処、北海道立動物園の協力のもと、国立自然保護研究所と日本野生動物保護協会によって実施されている。 プロジェクト当時、北海道の道産ツルの保護状況はまだ不明だった。2013年、北海道立大学は道産ツルの絶滅を発表した。これは北海道における道央鶴の絶滅としては、これまでで最高レベルのものだった。道産ツルは北海道の野生が原産地と考えられていたため、プロジェクトは北海道の道産ツルを回復させ、野生に戻すことを目的としている。 このプロジェクトは、経済産業省から資金援助を受けており、国土交通省、財団法人日本地域保全協会のもと、国土交通省が主管する。 また、北海道立動物公園や台北市動物園など道内関係機関の協力も得て実施する。 背景 タンチョウは世界に最も広く分布する鳥類のひとつである。日本には江戸時代に食料源として持ち込まれ、以来、北海道の人々の主要な食料源となっている。