今回の裁判について
「この研究の筆頭著者であるオックスフォード大学神経科のポール・ジムニスキー博士らは、次のように語っている。「人が持つ痛みには様々な種類があることは誰もが知っていますが、脊髄損傷を受けた人が経験する痛みは、特に辛く苦しいものです。「さらに、脊髄損傷は、日常生活を送る能力だけでなく、生活の質にも大きな影響を与えます。 学術誌『Pain』に掲載された研究では、脊髄損傷を受けた人の約5~6パーセントが、健常者が経験する痛みと同様の痛みを経験していることがわかった。この研究結果は、交通事故に遭ったことのない人が経験する痛みと、軽度の損傷しか受けていない人(この研究では脊髄損傷は「軽度」と定義されている)が経験する痛みの両方と比較された。 参加者は、軽い脊髄損傷を受けた人が経験する20種類の痛みのリストを含む、痛みに関するアンケートを受けた。研究者らは、脊髄損傷を受けた人も、脊髄損傷を受けたことのない人の痛みと同程度の痛みを経験していることを発見した。また、軽度の脊髄損傷者は、それほど重くない損傷者と同様にタバコの痛みに敏感であることも示された