母子手帳があるのは当たり前という認識があったため、母子保健分野において母子手帳は日本が世界に広げたものと知り驚いた。日本では80年ほど前から使われていた母子手帳が現在は50カ国以上で使用されているというのは日本が考えたものが世界で役立っていることであるので誇りに思った。
1959年に日本で出版された高橋松雄著の母子手帳。 現在世界中で使用されている母子手帳が、日本の科学者にとって特別な存在であることを知り、私は嬉しく思った。 1959年に日本で初めて母子手帳が出版されて以来、日本の科学者たちは母子手帳の開発に深く関わってきました。その結果、母子手帳は日本における母子保健の科学や、諸外国における母子保健の発展に大きな影響を与えてきました。 また、母子手帳が日本の書店に並び、大学や医学部での母子保健の授業にも大いに役立っています。さらに母子手帳は、1961年に母子手帳が発売された米国をはじめとする諸外国の医療分野にも影響を与えています。 この10年間、何百人もの日本人学生や医師が米国で学び、教鞭を執り、その多くが日本に帰国し、自分たちの観察や経験を分かち合いました。 私たちは日本の科学者として、母乳育児の国際的な発展に貢献できたことを誇りに思っています。ハンドブックが世界50カ国以上で10万人以上の医師、教授、看護師、その他の医療従事者に読まれたことを誇りに思います。 このハンドブックは、母乳育児の発展だけでなく、次のようなことにも貢献してきました。