これから仕事を頑張りたい
ナオは翼クルーの一員として、時間があれば集まっている。 「これから頑張りたいです。キリンにいさん」 「同じくつばさクルーの麒麟も力強く頷く。 「うん、いい感じ。行きましょう!」 そう言って、二人は川へと急ぐ。 麒麟も奈緒も屈強な女の子だが、川沿いを歩くには力不足だ。 「ねえ、きりんにぃさん、何してるの?」 「ただの散歩だよ、緊張しすぎだよ」 「大丈夫、緊張してないよ。天気もいいし、いい季節だし」。 「どうしてこんなに緊張するんだろう?まあ、あなたは強い子だから、緊張はさせないわ。ちょっと背中をケアしてあげるだけだから」。 「ありがとう。肝に銘じておくよ」 「ああ、よくやってくれている。そうすれば時間も節約できるし、行こう」 「行こう しばらく歩き続けたつばさクルーが川に到着する。 時間を節約するためにはそうするしかない。 「ずっと歩くよりはいい。行こう!」 「行こう!」。 彼らは川へと急ぐ。 そもそも、つばさクルーが女の子だけのグループだった頃なら、今頃すでに川に到着していたはずだ。 「わあ、川の水を背にここまで歩くのは大変だ」 「そうなの?来てよかったわ」。 彼女の顔に笑みが浮かぶ。