大学を卒業し2005年から建築設計事務所に勤務している。デザインの仕事に誇りを持ち、会社への貢献が社会貢献へ繋がると信じ、日々粛粛と悶々と過ごしている。つまるところ、意識高い系サラリーマンだ。ただ、独立はしたいと思っている。好きなようにやりたい。というか、スーツを着たくない。また、時折依頼を受け、キャンバス作品や壁画制作を行う。絵を描くことは、インプットとアウトプットを同時に行う作業だと思う。何より没頭できて楽しい。動物を愛するがゆえ、動物ばかり描いてきたが、猫や犬を飼ったことはない。なぜかって?お世話が出来ないからだ。
私は自然に対して大きな情熱を持っており、あらゆる土地の美しさを高く評価している。私の作品はこれらのテーマを探求していますが、同時に多くの問題も扱っています。 作品を制作しているとき、一般の人々の注目を集めるために一番難しいことは何だと思いますか? 最も難しいのは、作品が単なる個人的なコレクションではなく、私の人生の延長線上にあることを一般の人々に伝えることです。考えてみると、私は自分のためだけの作品を作ることにはあまり興味がない。同時に、人々のためだけのアートを作ることにも興味がない。私は、誰かの心に触れ、私が初めてそれを見たときに感じたのと同じ感情を感じてもらえるようなアートを作ることができると信じている。一般の人たちにも同じように感じてもらいたい。自分の作品を人に説明しようとすると、ただの挨拶のような気がする。自分の作品の意味がよくわからない。私の作品が、何か意味を与えてくれるような人々との接触方法になることを願っています。 最新作「海からの脱出」では、潜水艦のアイデアと愛と喪失の物語を組み合わせていますね。その作品について少し話していただけますか? この作品にはストーリーがあります。起承転結があります。ただ、ストーリーを書くのは本当に難しかった。事実ではないことについて書かなければならないと感じた。潜水艦というアイデアは子供の頃から考えていたのですが、大学生になってから初めて思いつきました。