私は胃袋。

私は胃袋。かれこれ17年間、1人の女の子のために働いている。ご主人は水泳部で毎日ものすごいカロリーを消費するから、私に送り込まれてくる食べ物の量もものすごい。しかもご主人はせっかちだから、食べ物は全然噛まれてないし唾液も混ざってなくてすごく消化しにくい。でも私はご主人のことが大好きだから、濃厚な胃液と全力の蠕動で消化して栄養を筋肉に送ってあげる。朝ごはんをどんぶり3杯食べたのに、3時間目には教室のみんなに聞こえるほどの爆音で空腹を訴える私のことを、なんだかんだご主人も信頼しているみたい。でも、ある朝起きたら、知らない高校の、小食な文化部の女子の胃袋になっていた。これは、私の食欲やお腹の音にその子が翻弄される、ある1日のお話。

私は高校出身で、勉強してきました。優等生で、クラスの上位10パーセントにいます。ボーイフレンドがいないので、両親と一緒にいます。両親はいい仕事がないので、たくさん仕送りをしてくれて、私はそれを現金で受け取っています。母はケーキやハンバーグ、フライドポテトなどの食べ物をたくさん送ってくれます。スナック菓子や果物もたくさんあります。いつもお腹が空いているからスナック菓子は食べたくないと言うと、母は怒る。おやつに肉を食べるのも好きで、町の肉屋で買ってくる。肉は不味いから嫌いで、自分の肉を食べるのが好きなんだ。母からは仕送りももらっています。親からたくさんお金をもらって、それで食べ物やお菓子を買います。食費は月に600円くらいです。 初めて妊娠したばかりです。ダイエットを始めた最初の月から、いつもお腹が空いています。妊娠中でお金もあまりないので、買える食べ物はこれだけです。普段の食事より少し高いけど、私の1日の食費より多いわ。あと、食べ過ぎると太るんです。スナック菓子をたくさん食べるからだ。いつも太っているから学校に行けない気がする。なぜかわからないけど、いつもお腹が空いていて、教室では食べなかった。妊娠したときは本当に具合が悪かった

Photo by Dan Lundberg

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