本日は会議ありがとうございました。本日の会議内容は、検査員へ周知してまいります。御歳暮ありがとうごさいました来年にはなりますが次のミーティングが近づいてきましたらまた、よろしくお願いします
しかし、次のミーティングは、単に過去1年を振り返る以上のものだった。「再会したとき、査察官の一人はこう書いている。特に、カーン・シェイクフンでの化学兵器処理の結果について話し合った。化学物質と化学兵器前駆物質がどの程度、どこで放出されたかを特定するためには、さらなる調査が必要であることが明らかになった。 査察団は、ロシアに送った報告書にはそう書かれていないものの、事件の調査は順調に進んでいるとの印象を抱いて会議を後にした。報告書によれば、査察団は、この事件は「でっち上げではなく、シリアのインフラに対する意図的な攻撃であった」という「一致した見解」をもって会議を後にしたという。 次の1月5日の会議は、もっと明らかになった。 会議の参加者の一人によれば、「査察団はロシア側に、サリンの存在を確認するために分析する物質のサンプルを見せるよう求めた」。ロシア側は、ハーン・シェイクフンからサンプルを受け取り、査察団がさらに検査するためにサンプルを自国の施設に持ち込むことを許可すると答えた。査察団は、ロシア政府は査察団がサンプルを自国の施設に持ち帰り、さらに検査を行うことを望んでいるとの印象を受け、会議を後にした。