私が選択したのは、2番目の\’オス\’のトイプードルです。選定の理由は、オスでチャンピオンクラスに出場していたトイプードルの中で、2頭カットスタイルが異なっており、その中でも見やすい色のホワイトにしました。また他のプードルはバリカンとカットがほぼ半々であり、カットに関する情報があまり得られないと判断したためです。 写真のプードルを見て、カットをより良く見せるために私が考えたことを3つ書きます。 まず1つ目は足回りです。私的に足回りのカットは結構残してしまいがちなので、上の毛を支えられるようにバリカンラインはいつも実習でケネルを作る時のように揃え、しっかり目に切り上げ支えを作る方が良いと思いました。2つ目は寛骨です。写真でみるとほんわりしたカットで曖昧に見えるため、ケネルと同じように30°にし、できた角を少しカットした方が立体的になり良いと感じました。脚の太さはあまり変えず、大腿の毛や、立体的に見えるように詰めてカットした方がかっこよく見えると思います。最後にクラウン。ここもほんわりした毛が写真だと見えるので左右に頭を傾けたりし、ホワ毛をしっかり詰めた方が綺麗に見えると思いました。 全体的に見て、まるまるとした可愛い感じのカットになっているとわたし的には感じており、私的にはこの犬はかっこいい感じで詰める所はしっかり切り詰め、かっこよく作った方がよりよく見えるのでは無いかと思いました。
オングは太くて長い。3つ目は尻尾だと思います。尻尾を切るのはとても楽しいものですが、これはメスよりもオスの方が若干長いかもしれません。尻尾は毛が多いので。 2枚目と3枚目の写真は、足回りのカットと腰骨のカットです。左の写真はクリッピング前で、尾に毛が生えている状態です。右の写真はバリカン後の尻尾です。 尻尾を切り終えたら、頭と肩を取り、耳、尻尾、脚をハサミで切り、尻尾は首と同じところから、脚は足と同じところから切る。足は切らないので、写真で見ると太ももの切り方が足と違うのがわかる。写真の脚と同じ長さである。左の写真から、太ももの方が長いのがわかる。右の写真からわかるように、脚のカットが少し低く、尻尾のカットが腰骨にあまり近くないのがわかる。 カットは2枚目の写真と同じですが、反対側からカットが見えるように、テールをよりきつくはさみました。 足のカットは1枚目の写真と同じだが、腰のカットが見えるようにハサミで少し高めにカットしている