ある日、目が覚めたらポケモン世界に転生していた。俺の名前はタダシ。ごくごく普通のポケモン廃人で、今日も今日とてランクマに潜っていた。・・・はずなんだが、今俺の目の前に広がるのは近未来的でどこかスチームパンクな大都市だった。加えて、俺の周りにはコイルやギアルたちが浮かんでいる。そこはポッポとかじゃないのか・・・!そう思いながらも、現実感を感じないまま俺はひとまず大都市へ向けて歩き出した。
この物語の主人公は、突如としてこの世界に降り立った青年である。1000年以上も陽の光を見なかった世界で起こった奇妙な物語が、突如として現れる。 物語がどこへ向かうのか、物語の結末を語るつもりはない。フィクションであることも、主人公がどう思っているのかも言うつもりはない。ただ、もしあなたがそういうことに興味があるなら、この物語はあなたのためのものだということを知ってほしい。 この物語の読者の幸運を祈る。この物語は私の世界への貢献である