昼過ぎから気だるさを感じ始めた怜。淡い腹痛とじっとりとした吐き気を感じながらも、後輩の七海と灰原の実技指導に付き合っていたが、次第に吐き気が強まってくる。様子がおかしいと感じ始めた七海と灰原は、怜の同期である悟と傑に怜の状態を本人に気付かれないよう報告した。
玲は震えだし、吐き気をもよおした。午後5時頃、気を失った。玲の様子を見て、悟や潔ら先輩たちはショックを受けた。 玲によると、トイレに行って臭いに驚いたという。胃の痛みと吐き気で目を覚ました。医務室に運ばれ、医学部の手術室で手術を受けた。胃、腹部、骨盤が検査され、手術が行われた。 玲は、手術は痛くて不快だったと語った。手術室に20分ほど放置された。電流が流されたが、痛みはなかった。 手術後、怜の容態は悪化し、手術からは回復したものの、体調は悪化し、最終的には退学を言い渡された。 療養のため1週間入院した。翌週、彼女は父親に会うために病院を訪れた