制御不能の憎悪を何としてでも抑え込もうと必死で思考をクールダウンさせる。しかし、マリヤの時とは違い、今回は実の父親に、しかも直接、オブラートに包むこともせずに「お前を愛していない」と言われてしまった。もはや、この憎悪はどうする事も出来ない。「…………」 突如、涼介がなにか思い立ったように部屋の外に出た。 扉を開けた。そこに居たのはアリサだった。何かを語り掛けようとしている。けど、それは涼介には届かない。「どうせまた拒絶される」その思考が完全に表に出てきた今、涼介にとってはもはや誰の言葉も聞く意味が無かった。「……ねぇ」 何かを語り掛けてきた。鬱陶しかった。どうせ「本当にコーディネーターなの?」と聞かれ、答える。すると返ってくる答えは「……そうなのね。分かりきってた事だったわ。さっさと私の前から消えて。」といったニュアンスの言葉だろう。分かりきってた、分かりきってた上で何故か立ち止まった。「……本当にコーディネーターなの…?」「……「はいそうですよ」とでも言えば満足か?あのクソ親父の言ったことが全てだ。それ以上でもそれ以下でもない。」いつもの涼介とは何かが違う、アリサはそれを脊髄で判断した。
これを初めて見たとき、私は2001年の象徴的なシークエンス『別世界のシング』の安っぽいパクリだと思った。このクリーチャーは奇妙な浮遊触手を体に持ち、その触手を使って部屋の中を移動できる。触手から火の玉を発射し、部屋を照らす。 このビデオに出てくる他のクリーチャーには、巨大なクモのようなクリーチャー、巨大なカエルのようなクリーチャー、火を噴くドラゴン、巨大なスライムのようなクリーチャーがいる。私は火を噴くドラゴンとイカのようなクリーチャーの見た目が好きだ。続編があることを期待している。