その声が聞こえてきたのは、突然のことだった。

その声が聞こえてきたのは、突然のことだった。「やりやがるじゃねーですか。そんな度胸のあること、アタクシにはできねーですよ!」そちらを見ると、金髪のショートヘアに、赤い瞳の私と同じ高校の制服を着た少女が男に声をかけていた。男は焦った様子で彼女の方を見た。「朝っぱらから女の身体を触るなんて、到底できやしねーですよ!」どうやら、男は悪人で、少女はそれを晒し上げようとしていたようだ。「ち、違うんだ!俺は何も⋯」男が言いかけた途端、少女の雰囲気が変わった。その真紅の瞳が、爛々と、不気味に輝いている。「はぁ?まだわかんねーんですか?アタクシが笑ってるうちに、電車から降りやがれってんですよこのクズ肉がぁ!」いつの間にか、少女の背中に巨大な蠍の尾が生えていた。少女がそれを振りかざすと、男は逃げるように電車から降りていった。それを見届けると、少女は車内の少し離れたところへと歩いていった。電車を降りて、高校に着いてからも、私の頭の中からはあの少女のことが離れなかった。いったい、何者なんだろう。同じ制服を着ていたけど、見覚えないしな。ホームルームの時間なった。転校生が来ている、と担任が告げた。すると、扉から入ってきたのは、先程の少女だった。蠍の尾はもうなくなっていた。少女は意気揚々と自己紹介した。「アタクシは、転校生の、カペラ・エメラダ・ルグニカちゃん様ってもんでーす!よろしくお願いしまーす!」「じゃあ、ルグニカさんは、小豆沢さんの隣の空いてる席に座ってね」担任に促され、カペラは私の隣の席に座った。ホームルームが終わったあと、カペラは早速声をかけてきた。「あーっ!てめー、よく見たらさっきのを見てた子じゃねーですか!」「あ、うん⋯小豆沢こはねっていうんだ。よろしくね」

[16:27:31]SAY: Gordon Fryer/Raiddean : What [16:27:37]EMOTE: *no key*/(grey baby slime (585)) : The grey baby slime (585) vibrates! [16:27:39]EMOTE: *no key*/(monkey (857)) : The monkey (857) waves his tail. [16:27:41]SAY: Ian/ : AUUUUUU [16:27:41]SAY: Guzon Ganbeludo/Ghetsys : Hey [16:27:42]SAY: Colby Johnson/OtherDalfite : Yeah [16:27:43]EMOTE: *no key*/(gold baby slime (912)) : The gold baby slime (912) vibrates! [16:27:43]EMOTE: *no key*/(monkey (857)) : The monkey (857) rolls. [16:27:44]EMOTE: *no key*/(monkey (857)) : The monkey (857) scratches. [16:27:44]EMOTE: *no key*/(monkey (358)) : The monkey (358) jumps! [16:27:47]EMOTE: *no key*/(monkey (857)) : The monkey (857) scratches. [16:27:49]SAY: Colby Johnson/OtherDalfite : Can you get the sssir to see me? [16:27:50]EMOTE: *no key*/(monkey (12)) : The monkey (12) jumps! [16:27:52]SAY: D. Armitage Quinn Esq./MollyKristoph : Yes. [16:27:53]EMOTE: *no key*/(Poly) : Poly squawks. [16:27:54]EMOTE: *no key*/(monkey (857)) : 猿 (857)が尻尾を振る

Photo by Thomas Hawk

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