振動刺激の即時効果 歩行 歩幅改善 理由
バランスと歩行に対する振動刺激の効果 この研究では、バランスと歩行に対する振動刺激の効果を評価した。電話を日常的に使用する(平均:14日/週)男子大学生48名(20~24歳;年齢範囲:16~26歳)を、以下の2つの治療のいずれかを受ける群に無作為に割り付けた(n=24、振動治療3回;n=24、対照治療5回): 1.振動を与えない対照条件(コントロール条件)、2.バイブレーターによる刺激(バイブレーター:刺激なし)、3.モーターの振動による刺激(バイブレーター:モーターの振動)。振動条件は、低周波バイブレーター(80Hz、3.5Hz、2.4Hz、3.5Hz、4.0Hz;最大振幅: 3.4mA、振動の最大振幅:2mA、被験者に接触)。モーター条件は、身体の左側にバイブレーター(モーターなし)、身体の右側にバイブレーター(モーターなし)であった。対照治療は振動条件と同じであった。振動治療とコントロールは、試験期間中、個別に行われた。 体組成(脂肪量、無脂肪量、脂肪量と無脂肪量)は二重エネルギーX線吸収測定法(DXA)により測定し、皮膚肥厚(SFS)はデジタルスケールを用いて測定した。皮下脂肪厚は、前腕の人差し指側の長さを測定した。