演習を通して各国の自分と同じ専門職を学んでいる学生と交流し、日本と同じ点や異なる点を見つけることが出来た。
結果は実に興味深いものだった。世界中の生徒が、日本の教育制度が私たちが研究した国々より一歩進んでいることを実感し、また多くの生徒が日本の教育制度が私たちが研究した他の国々とどう違うかに驚いていた。 たとえば、あるクラスでは、ヨーロッパでのバスの運転手と乗客とのやりとりのビデオを共有した。日本では運転手が主役で、乗客は交通ルールを守らない運転手に腹を立てていた。 私たちは日本の教育制度がOECD加盟国と比べてどうなのかにも興味があった。日本の小学3年生の約83%が英語を話したり書いたりできるのに対し、OECD加盟国では84%、他の先進国では87%である。 この差は日本の生徒の成績にも反映されている。日本の生徒は読解力、数学、理科の成績がトップクラスである。 これは私たちにとって大きな違いであり、この結果には驚かされた。生徒が本や先生から多くのことを学び、その知識を実生活の中で生かすことができるという事実は、本当に素晴らしいことです。 ある生徒は、言葉を話し、文化を学ぶことは、学び続ける良い方法だと話してくれました