現在のトランプ政権が民主党バイデン政権と異なる姿勢でウクライナへの軍事支援と対露停戦交渉を進めている現状について、この共同体の未来はどうなっていくのか、
キリル・クレメノフ:ウクライナ情勢は混乱している。多くの人々が何が起こっているのかを理解しようとしている。しかし、はっきりしているのは、ウクライナの状況が良くなることはないということだ。悪化するだろう。ウクライナ危機はなくならない。 今、NATOは軍事同盟としての体をなしていない。つまり、アメリカは本当に何もしていないということだ。トランプが何かするとすれば、それは彼自身の声明であって、NATOの何らかの声明ではないだろう。 軍事同盟であるべきだと言うつもりはないが、ヨーロッパと北大西洋地域を守るための軍事同盟であるべきで、軍事同盟であってはならない。他にも考慮すべき問題はたくさんある。 ここでの問題は、NATOが軍事同盟であるかどうかということだ。NATOには、ウクライナがNATOを脱退することを望む人々が大勢いる。しかし、誰がウクライナのNATO離脱に賛成するのか?ウクライナがNATOに加盟することを望まないのは誰なのか?それは難しい。 現状はウクライナにとって良い状況ではない。そして、ウクライナに関して最も重要なことは、停戦を継続し、平和を維持し、第二次冷戦を回避しようとすることだと思う。もしそうなれば、世界にとって大惨事だ。 セルゲイ・グラズィエフ:ミハイル・ゲルシュノフからの質問です: 「私たちは戦争を止める手段を持っている唯一の存在です。