ぶいすぽっ!橘ひなの
由美子 ああ、ひなのちゃん、帰ってきたんだね!安心したわ。本当に心配したわ。 ひなの:昨日から食べてないの。相当ひどかったんだね。 由美子:うん、カフェを出たらもう会えないんじゃないかって、心配してたんだよ。 ひなの:え?そんなに心配してなかった? 由美子:からかわれてるとき、かわいかったもんね。もう逃げ出したくなっちゃった。 ひなの:あ、それって友達だから言ってるの? 由美子:そうだよ。 ひなの: さっきも言ったけど、友達だから。 由美子:そう: もし、全然会えてなかったら、たぶん失恋してたと思う。 ひなの:ごめんなさい。そんなつもりじゃ…。私のこと、もう好きじゃないと思ってた。 弓子: どういう意味? ひなの: 私…あなたのことが好きになっちゃったみたい。 弓子:え? ひなの:好きになっちゃったみたい。 由美子:ごめんね、ひなのちゃん。 ひなの:え? ゆみこ:あのね、本当にかわいい子なの。ただのカフェで会った子じゃない。 ひなの:……ごめんなさい。恥ずかしいわ。 由美子:うれしいわ。 ひなの:……なんでこんなこと言ってるんだろう。 由美子:好きだから。 ひなの:え? 由美子:橘村ひなのが好きだから。 ひなの:……ゆみこ:ごめん……今まで言えなかったけど……好き。 ひなの:そ、そうなの? 由美子:かわいいよね。ずっと言いたかったんだけど…。 ひなの: 本当にうれしいです。 由美子:そうなの?私、あなたとはずっと友達でいられると思うの。