モンストの魅力について弁論

モンストの魅力について弁論

もうひとつは、「怪物 」という言葉の由来の話である。いい話ではない。怪物」という言葉が使われるようになるとすぐに、フランス人がイギリス人に対して使った言葉だと言われる。フランス人は 「monstrosity 」をイギリス人から借用したと言われ、これが 「フランス物語 」として知られるようになる。 「monstrosity 「という言葉の起源は完全には明らかではないが、おそらくこの言葉が最初に使われたのは1806年、」Homo Sacer “という本を書いたルイ・ル・フェーヴルという弁護士であろう。ル・フェーヴルはフランス革命に非常に共感しており、彼の著書はフランス国民を抑圧していたイギリス貴族に対する極論であった。(後に、この本の中で何度も登場する 「monstrosity 」という単語は、やや下品な意味で、「がらくた 」という意味で使われている)。 英語の 「monstrosity 」は、1820年代にイギリスの小説家サー・ウォルター・スコットによって、異常なもの、不自然なものという現在の意味になった。これはある意味、この言葉の最も古い定義のひとつである。しかし、いくつかの明確な手がかりはある。 20世紀初頭、この言葉は女性の「過剰な肉体美」を表現するために使われ、それはスキャンダラスであると考えられていた。その後、この言葉は男性の「過剰な肉体美」を表す言葉としても使われるようになった。

Photo by UGArdener

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