謹啓 薫風南来の候 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素、芥見自治連合会の活動に対し、格別のご理解ご協力を賜り、御礼申し上げます。 さて、芥見自治会連合会 自主防災組織が主催する令和７年度「避難･防災訓練」を実施致します。つきましては、小学校生徒の皆様にも積極的に参加いただき、防災意識の向上と、災害時の避難所運営の担い手として訓練に参加頂きたいと思います。どうかご協力を賜りますようお願い申し上げます。
この手紙によって、芥見町内会は災害に直面した際の地域協力のモデルを確立したのである。これは、世界中の多くの地域社会が採用するモデルとなった。 津波が襲来する直前の2005年、芥見町内会は初めての避難訓練を実施した。住民たちは事前に訓練のことを知らされることもなく、避難所についての情報も与えられず、緊急事態に備えて協力し合い、必要と感じたら家に入るよう求められた。芥見町内会の第1回防災訓練は、その後も毎年4月に行われている。