先日、教育研修があり、二年生と初めて関わることで少し緊張してました。カードゲームで挨拶、自己紹介でコミュニケーションから始まりました。何個か色々なゲームをやるなかで、担当の片山さんが見方の大切さの話をされました。見方とは?と初めは思いました
でも、美術工芸学校で学位を取っていたときのことを思い出したんだ。教授は私たちに、視点について考え、違うレンズを通して世界を見なければならないと言った。教授が話している間、彼は自分の顔に手をかざし、私の隣にいた学生もすぐに同じことをした。私たちは遠近法という考えに没頭し、周りのことに気を配るのを忘れていた。私たちは新しい世界の見方を得たのだ。 私が学生だった頃と今とでは、世界の見え方が違う。長い旅だったが、学んだことに満足している。 そして今、クラスメートたちを見ていると、彼らも同じ経験をしていることがわかる。彼らは、私たちは世界をひとつの視点だけで見ることはできないということを実感している。今という時、私たちは周囲に気を配らなければならない。 心理学者になれとは言わない。鏡の前で自分を見つけろと言っているのでもない。単に私の経験を分かち合っているだけなのだ。 遠近感を意識する方法 多くの人は何度か人生を経験するうちに、現在を考えることに慣れ、周囲に注意を払うことを忘れてしまう。そしてこれは、人が犯しうる最大の過ちのひとつである。 私が言っているのは、世界を直線的に考えるということだ。という考え方に陥りがちだ。