私は、修学旅行に行った時、バスガイドさんから「恩送り」という言葉…

私は、修学旅行に行った時、バスガイドさんから「恩送り」という言葉を教えていただきました。恩を受けた人に感謝の気持ちをもって直接返すのが「恩返し」です。「恩送り」は感謝の気持ちを持つことは同じですが、受けた恩を直接相手に返すのではなく、周りの誰かに送るという意味。送った恩は巡り巡って、恩を受けた人や家族や友人に返ってくる。「恩送り」の巡り合わせが、たくさんの人を幸せにする、という意味だそうです。そのとき、私は今も家族に「恩送り」をしてもらっているんだと気付きました

「あの大騒ぎは何だったんだ?」 「余計なお世話だ」 「余計なお世話だ」 「いいから答えろ」 「今は何も話していない」 「いや、やらなきゃいけないことがあるんだ」 ウェイターがやってきた。 「遅刻だ。 「遅刻です」 「どうして? 「友人たちと連絡を取ろうとしていて遅れたんだ」 「どうして? 「ここで昼食をとるからだ」 「どうして? 「ここにいるから。他の場所で昼食をとっていないか確認したいんだ」。 「もし戻らなかったらどうなる? 「とても重要なことに遅刻していると言えるよ」 「なんですって?」 「あなたは遅刻している」 「何を? 「大事な用事で遅れる時は、テーブルに戻るように言って、戻ってくるのを待つんだ」 「なんですって?」 「あなたは遅刻している」 「遅刻するって言ったでしょ」 「ああ、でもわかってるだろ」 「知ってるんですか? 「ええ、だって用事があるからもう帰らないといけないの」 「何を? 「友達に何か買ってこなきゃいけないんだ」 何? 「友達を迎えに行くんだ」 ウェイターは去っていく。 何? 「友人を連れてくる」 「一体何をしてるんだ? 「友人をランチに連れて行くんだ。 「ランチに? 「ランチ? 「何を? 「友人をランチに連れて行く」 「どうして彼女だとわかったの? 「彼女の名前だから。今日ここで彼女を見たから、彼女だとわかったんだ」。 「でも、彼女の友達じゃないの? 「いいえ、でも彼女の友達はここにいません」

Photo by CreativeMornings/Vancouver

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