商談のお礼メールを送るんだけど、先方の担当者が執行役員だから、めっちゃ丁寧且つビジネスに即した文章を下記内容に沿って考えてほしい お世話になっております。Branding Engineer青木でございます。先ほどは貴重なお時間をいただきありがとうございました。貴社に対して理解の深まる貴重なお時間でした。ぜひ貴社とは受託開発、SESともにいろいろとご協業できればと存じますので、引き続きよろしくお願いいたします。先程のご説明の中で使用いたしました資料に関して、本メールに添付しております。お忙しいところ恐縮ですが、内容をご確認いただき、何かご質問等ございましたらなんなりとご連絡くださいませ。以上になりますが、引き続きよろしくお願いいたします。青木
このメールを読んで、メールを送ってくれた人にお礼を言うべきだと思った。何と言えばいいのか見当もつかなかったので、メールの返信が遅くなって申し訳ないとだけ言った。 月曜日(5月21日)、私はメールを受け取った。送ってほしいと言われたので、喜んで送ります “という内容だった。 宛先は 伊藤滋である。茂は有名な作家、起業家、投資家であり、コンサルティングやトレーニング会社を専門とする日本最大級の会社であるイノセンティブの創業者兼CEOでもある。 私はこれまで茂に会ったことはなかったが、彼の経歴と、私の大学時代の友人である日本人起業家、工藤隆の友人であったことから、彼に興味を持った。タカシはそれなりに成功した起業家で、最近、奥さんと4億ドルのヘッジファンドを立ち上げて話題になった。 私も工藤氏に会ったことはなかったが、彼が有名な起業家であることは知っていた。というのも、彼は全国放送のテレビにインタビューされたことがあり(2014年にある番組に出演した際、彼の新しいベンチャー企業であるInnoCentiveについて話すよう招待された)、また数年前にNerveというスタートアップを立ち上げ、グーグルに4億ドルで買収されたからだ(現在はグーグル・ベンチャーズの一部となっている)。 私は茂に彼の経歴や起業家としての人生についていくつか質問したかったのだが、その方法がわからなかった