私は青木舞彩。19歳の看護学生。彼氏はいない。ほしいけど。女子多めの大学なので学内はたぶん無理。男はいるけどタイプではない。同じ高校だった男子もなよなよ系が多くて無理。男子と関わる場がない。いたとしても自分から攻めることができない。奥手で。とても焦っている。このまま独身の人生をおくりそうで。とりあえずバイトしてそこで運命の人探すしかない。
「…….」 舞亜は返事をしなかった。 「舞亜、何言ってるの?男と付き合うって言ったじゃない!」。 私をじっと見ていた少女が笑い出した。そして時計を見た。 「もう寝るわ。もう起きる時間よ」。 私は帰ろうとした。 「どうして服を着る前に帰るの?あなたは服を着ないタイプでしょう?着替えようと思わないの? 「……うん」。 「そんなことを言うなら、注意しておくよ」。 私は部屋を出た。 「そろそろ目が覚めるかな」。 「いや、まだ部屋にいる。いや、まだ部屋にいる。 そう言って、私は仕事に戻った。 「そうですか。じゃあ、トイレに行く前に着替えてきます」。 私は着替えてトイレに行った。自分の部屋に行こうとしたとき、彼女がまだ部屋にいることに気づいた。私はすぐに彼女の部屋に入り、ドアを開けた。 彼女は寝間着姿でベッドに横たわっていた。目は閉じていて、安らかに眠っているようだった。 「………」 私は本当に唖然とした。本当に目を覚ますわけがない。 「……まいやん? 「………?」 部屋にいます。何があったの? 「あ、まいやん」。 部屋に入ろうとすると、彼女の声が聞こえた。 「うわっ!」。 「どうしたの?寝ちゃったの? 「……寝ちゃった」。 「起きろ、バカ!」。 「ごめんなさい。眠くなって寝てしまったんです」。 「じゃあ、着替えてきます」。 「……うん。で待ってるよ。