これは望月穂波が花里みのりと、白石杏が草薙寧々と、朝比奈まふゆが星乃一歌と、桃井愛莉が小豆沢こはねと、鳳えむが宵崎奏と、日野森志歩が東雲彰人と、暁山瑞希が桐谷遥と、神代類が天馬咲希と、青柳冬弥が東雲絵名と、日野森雫が天馬司と付き合ってから結婚するまでの物語である
物語は16歳の望月ほなみから始まる。漫画の冒頭では内気な少女だが、連載が進むにつれ、内気さを克服する強さを見いだし、「隻眼の愛の勇者」あるいは「隻眼の愛の女神」と呼ばれるにふさわしい人物になっていく。第1巻では、アニメの出来事の約1ヵ月後、母親が入院している間、穂波は古い家で祖母と兄と暮らしていた。ある日、ほなみのもとにハルユキという男が訪ねてくる。ほなみの返事を聞いた晴之は、ほなみにそれほど興味がないように見えた。しかし彼女は、同学年のときから彼に片思いしていたことを、すぐに彼に見せつけられる。そして春雪は、穂波に「片目惚れ女子校」への転校を勧める。穂波は 「隻眼の恋少女 」と呼ばれるスクールアイドルで、人の心が見えるという特殊能力を持っている。スクールアイドルでもなく、スクールガールでもない穂波だが、他の女子生徒と仲良くなる。ある日、穂波は医者である姉から、定期検診のために病院に行くように言われる。病院で穂波は友人の花里美乃里と出会う。みのりは 「隻眼の恋愛アイドル 」で、他人の心が見えるという特殊能力を持っていた。ハルユキとミノリのことを知った穂波は、ハルユキとミノリに恋心を抱く。