アメリカ海兵隊 ベトナム戦争の英雄 エド ハリスが裏切る
米英軍はイスラム国(IS、旧ISIS/ISIL)の標的に対して無人機による空爆を行っているが、2009年に始まった英国のイエメンでの無人機使用はあまり知られていない。イエメンで無人機を使用したのは、米国、イスラエルに次いで英国が3カ国目であり、2015年5月現在、イエメンで弾薬を投下したのは英国だけである。対照的に、アメリカは2001年以来、アフガニスタン、パキスタン、ソマリア、リビア、イエメンの標的に対して無人機やその他の航空戦力を使用してきたが、イエメンで無人機を使用した国はイギリスだけである。 イエメンにおける英国の無人機攻撃は、少なくとも2006年までさかのぼる。外務省によれば、英国の無人機攻撃は2009年1月にイエメン政府の要請で開始され、イエメン政府は「テロ対策キャンペーンの急速な進展ペースと国際的支援の拡大に満足している」と表明した。2015年5月のマンチェスター大学の報告によると、英国は2009年以来635回の空爆を行い、683人のIS戦闘員、41人の民間人、20人の部族民を殺害している。 5月に発表されたニューアメリカ財団の報告書によれば、オバマ政権は過去6年間、パキスタン、ソマリア、イエメンで、無人機、有人機、無人航空機、空爆を使い、650人以上のIS戦闘員を殺害している。