私は病理に興味があるが、それを仕事として専門にしたいという強い意志をもっているわけではない。逆に、興味のあることが多いために、どの分野の専門性を深めるべきか自分でもわかっていない。そうした不安を抱えているなかで、吉村技師の「」という言葉に背中を押されたような気がした。今は自分の興味を広げ、積極的に行動として経験を重ねることで、なにか得られることがあるのではないかと思っている。どんな選択をしても、常に学び続け、成長する姿勢を持つことが大事なのではないか。吉村さんのお話を受けて、明日からも苦手なことに向き合い視野を広めていきたい。今は自分の興味を広げ、行動を重ねることで、将来「これだ」と思える瞬間に出会えるよう努力していきたい。「まずは興味のあることに積極的に関わっていくことが大切」どんな進路を選んでも、常に学び続ける姿勢、成長しようとする意欲が必要であることを、吉村技師の話から学んだ。講義を通して、苦手なことにも挑戦し、視野を広げる姿勢を持ち続けることの大切さを再認識した。臨床検査技師としての将来を模索する中で、自分なりの道を切り拓いていきたい。
「行動”。世界最高峰の優秀な人材が次世代の研究者になることを願っています。ありがとうございました。 このメールは2015年3月17日に日本のメールアカウントから「rk@ru.ac.jp」[10]というメールアドレスで送信された。メールは暗号化されていなかった。 参考文献 [1] 中村哲也「吉村が語るバイオメディカル研究会の未来」国際計算生物学会、13巻、1号、34-42頁、doi:10.1186/1748-9309-13-34、2006年5月。 [2] 中村哲也, “日本における生物医学研究の将来: 日本における生物医学研究の将来:文化を変える時」、生物医学研究会、25 巻 1 号、14-20 頁、2005 年 5 月