いつもありがとう、不安にさせてごめんね。なかなか上手く気持ちを伝えられなくて申し訳ない。好きって思ってる。
ということだ。インターネットはもちろん騒然となった。この話が広まるにつれ、ユーザーたちはそのユーザーのフェイスブックのプロフィールに群がり、応援や同情のメッセージを投稿し始めた。
拒絶されたという感情を抱いた女性が、ボーイフレンドに公の場で感謝する必要を感じたという事実は珍しいことではない。インターネットがこれほど素晴らしい場所である多くの理由のひとつである。
しかし、珍しいのは、この特別なストーリーがこれほど広く共有されていることだ。噂を広めるのはそれほど難しいことではない。クロエという少女による同様の投稿は、世界中のニュースで取り上げられている。
では、なぜクロエのFacebook投稿の話が広まったのか?
それは、あまりにもばかばかしい話のひとつだからだ。
クロエのストーリーは、ボーイフレンドを自分に惚れさせるためにあらゆることを試してきた少女が、ついに諦めてオンラインで彼と友達になることを決めたという話だ。
そして、あらゆることを試してみた結果、彼女は世界で最も完璧なボーイフレンドと付き合うことになった。クロエの言葉を借りれば、彼女はついに彼を「見つけた」のだ。
しかし、実生活では、クロエはネット上で友達になりたくない男性に出会ってしまった。彼女はボーイフレンドを見つけるという考えをあきらめ、代わりに、彼女に「夢中」になっている男性と話している自分に気がついた。
「こんな気持ちになるなんて思ってもみなかった」とクロエは書いている。「たとえ友達でも、誰とでも幸せになって、それでもその人をボーイフレンドにできると思っていた。たとえ友達でも、誰とでも幸せになれると思った。