仕事をさぼった

仕事をさぼった

それが私のしたことだ。友人の家に向かうバスの中だった。仕事の気分だった。ただ、飲みに行く気分ではなかった。友人の家はオフィスから数ブロック離れていたが、私は仕事に行く気満々だったので、そのままオフィスまで歩いて行き、会議室でパソコンに向かって座るのを止められなかった。胃の調子が悪かったので、酒を飲む気分にはなれなかった。一日中個室に座っていなければならないような気がして、飲みたい気分になれなかった。徒歩圏内に友人の家があったのは本当に嬉しかった。一日中個室にいると思うと、気分が悪くなった。 広告 パソコンの前に座り、ゲームを始めた。プレイしているうちに、リラックスしてきた。頭がクラクラし始めたのはそのときだったと思う。その時、頭の中で何が起こっていたのかはわからないけど、気分が良くなってきたんだ。大丈夫だと感じたんだ。 目が覚めたのはその時だった。仕事が始まったばかりだった。気分が悪かったが、正確に何を感じていたのかは定かではないが、仕事に必要な気分ではなかったことは確かだ。数時間眠った後、もう気分が悪くなることはないと思い、トイレに行ってタイレノールを少し飲んだ。しばらくそこに座っていたら、気分が良くなってきた。 午前10時にはオフィスを出た。

Photo by Henk Bekker

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