大きな戦いの前の静けさ。毎日、この国は壊れていってる。終わりが来る日のシナリオは怖くて不気味。
もしあなたが私のように政治的な意識があまり高くないなら、ドナルド・トランプが白人至上主義者であり、オルト・ライトが人種差別的、性差別的、同性愛嫌悪的なヘイト運動であることに気づかないかもしれない。はっきりさせておきたいのは、この2つのイデオロギーを比較するのが私の意図ではないということだ。そうではなく、両グループがいかに同じ暗い場所に根を下ろしているかを示したいのだ。オルト・ライトは、この国が彼らにとって素晴らしいものではなかった時代、彼らが多数派ではなかった時代に、白人キリスト教徒が彼らが享受していた絶対的な権力を持っていた時代にアメリカを戻したいと願う人々のグループである。ドナルド・トランプは、白人キリスト教徒がこの国の支配的権力者であった時代にアメリカを戻したくない人々の集団である。 ドナルド・トランプはオルト・ライトのリーダーであり、多くの矛盾を抱える人物だ。彼は億万長者であり、億万長者らしいが、詐欺師であり、嘘つきであり、人から借りて不動産で成功を収める男でもある。白人至上主義者だが、カトリック信者でもある。彼は性差別主義者だが、成功した実業家でもある。彼はキリスト教徒だが、女性差別主義者でもある。アメリカン・ナチスの指導者であり、巨大なエゴの持ち主でもある。自分の富と権力を使ってやりたいことを何でもやる男であり、その権力を使って自分とは異なる人々を抑圧し、搾取してきた男だ。彼はその権力を使って、女性や人種を利用する。