私の名前はことり。

私の名前はことり。今年の四月からずっと夢だった看護師になるため、大学に通い始めた。最近は大学から出される大量の課題、部活動、バイトに追われて忙しい毎日を送っている。今日も気づけば夜中の1時を過ぎ、布団に向かった。目を閉じてから、眠りにつくまではあっという間だった。目が覚めたら、魔法が使える世界になってないかな…

自分に不思議な力があると気づいたのはいつだったか、はっきりとは覚えていない。9歳のときだったか、小学生のときだったか。強いて言えば、世界を操る魔法の道具を作ろうと思いついたときかな。自分の魔法だけでは寂しいと思い、魔法をあきらめようと思った。しかし、魔法の道具について学んだ後、私はついに魔法の使い方を学ぶことにした。たとえ魔法そのものが私の情熱ではないとしても、たとえ遊びであったとしても、魔法を使えるようになるために勉強を続けるつもりだ。 しかし、母がずっと私の世話をしてくれていたにもかかわらず、どうやって私を文部省に入れたのか覚えていない。今のところ、クラスで市民権を得た生徒は私一人だ。母が優秀な教師であったことだけはわかるが、それ以外のことは思い出せない。私が病気になったことがあったのは覚えている。母はよく私を病院に連れて行き、必要のない薬をくれた。母がいつも私に同じようにしなさいと言っていたわけではなく、私が良くなるように薬を飲ませただけだった。 その後、数年前、私は住むところを探しに都会へ出た。母からパートを手伝ってほしいと頼まれ、遠く離れた田舎町の一軒家に引っ越した

Photo by Castelló Notícies

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