中1の時からずっと西岡先生が好きだった僕が今年で40歳になる男性国語教師の西岡先生と体の関係になったあの日の放課後…生徒がみんな下校し始めている中、僕は国語のノートを探していた。僕は国語のノートがまだ配られていないのかと思い、国語教師の西岡先生を探した。西岡先生は一年教室にいて明日の授業の準備をしている様子だった。
西岡先生から、その日に日本のノートが配られると聞いていた。まったく予期せぬ知らせだった。何年経っても、もう二度と見ることができないとは思ってもみなかった。立っていられないほど嬉しかった。 それから数日後、私は西岡家のことをいろいろと知るようになった。仕事のこと、子供たちをどのように育ててきたか。西岡家の長男である西岡茂は、大変な子供時代を過ごしたという話も聞いた。 8月、西岡茂から朝6時に家に来てほしいという手紙が届いた。私はその手紙にとても動揺した。手紙の日、友人の陽子は私と一緒に来ていて、放課後に茂の家に連れて行ってくれるものと思っていたのだ。 「どうして一緒に行こうって言うの？彼女は西岡さんの親友なのに。 私は一人で来ていたので、タキシードは着ていなかった。携帯電話も持っていない。日本語のノートと西岡先生への愛情を思い浮かべながら、思いがけない旅に備えていた。 「お会いできてうれしいです！来てくれて本当に嬉しい。またいつお会いできるかわかりません。何かあったら言ってください。あなたが日本にいる間に私に何かあったら悲しいけど、日本のノートを手に入れるのにあなたの助けが必要なの。何かあったら、西岡先生に聞いてください」。