俺はなにものだ俺は何なんだわからないわからない・・・だが俺には守…

俺はなにものだ俺は何なんだわからないわからない・・・だが俺には守りたいことがあったのはわかるいったい何だったのかわわからない・・・そうにかして思い出すことはでないだろうかあああそこに人がいるはなしかけるべきだろうそう言いおとkは立ち上がった

438ページ K. 自分が何なのか思い出せない。 M あそこの男性、何か言っていましたか? K. 言われたと思います。 M. そう、あそこに男がいた。 K. きっと何か言われたんだと思います。 M ええ。 K. それ以来、私は彼に会っていません。そうか。 M.そんなことはないと思いますよ。 441ページ K. いいえ、それっきりです。 M. 何人くらいいましたか? K. 100人くらいでした。 M. なるほど。でも、全員がそこにいたはずはないですよね。 K 何人かいて、みんなしゃべってた。 M ええ。彼らはあなたを知っていましたか? K. いや、みんなしゃべっていた? K ええ。 M. みんな話していた? 444ページ K. はい。 M.そして彼らは皆、あなたに関して、あなたのことを話していたのですか? K. はい。 M. そして彼らは皆、同じことについて話していたのですね? 446ページ K. はい。 M.そして彼らは皆、同じことを話していたのですね? K. はい。 M. そして彼らは皆、同じことについて話しているのですね? 448ページ K. はい。 M. そのことについては何も覚えていないのですか? K. 覚えていません。 M. それは残念ですね。 見たことないんです。 M. どうして? 450ページ K.それが何なのかわからない。 M. 何か思い出せるものがあるんじゃない? K. ええ。ありますよ。 それが何なのかわからないんですか? 452ページ K. なるほど。 K. 思い出せないかも。 453 ページ M. 見たことを話すつもりだったの? K. はい

Photo by fabola

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