私は高校1年生のあいみ。

私は高校1年生のあいみ。男子バレーボール部のマネージャーだ。強豪校ではあるがいつも全国へは行けずにいた。今年こそはと一生懸命練習する部員を見て私もみんなを支えるため日々努力している。そして、今日は県大会決勝。この試合に勝てば全国に行くことができる。この運命の試合、私たちのチームは勝つことができるのか。「さあ、いくぞ!」キャプテンの掛け声とともに円陣を組む。「絶対勝つぞ! 俺たちなら勝てる! ファイト!」「オー!!」両チームが整列する。いよいよ試合が始まる。サーブは相手からだ。あちらのサーバーから強烈なサーブが飛んでくる。リベロが綺麗にレシーブをしてセッターにボールを返す。セッターからのトス、そしてブロックの上からスパイクを打つもこちらのブロックにはじかれてしまった。同点である。すぐに相手のサーブだ。「チャンスボール!」「オーライ!」セッターからのトス、スパイクを打つもブロックに阻まれてしまう。しかし、こちら側のバックアタックで点を取り返すことができた。そしてまた相手のサーブだ。今度はリベロがうまくレシーブをするも相手コートへ返球できない。こちらの攻撃だ。エースがスパイクを打つもブロックに阻まれてしまった。1セット目は25対24でこちらがリードしている。このままいけば勝てる! そしてついに2セット目が始まった。

リベロのリターンがネット正面へ。セッターがネット前にヒット!ボールが入った!我々のチームの勝利だ コーチは自分のグループがステージに上がると、そう声をかけた。やっと勝てた試合だった。”本当によかった!” 私はグループに向かって言った。予選でも勝てるとは思っていなかった。勝てるわけがない。でも、ついに実現しそうだ。バスケについて言われることは本当だと思う。全部は勝てない チームメンバーは歓声を上げた。”絶対勝った!” “うれしい!” “全国優勝できるようにもっと頑張ろう” “絶対勝つ!” とてもいい気分だった。そして、全国大会の決勝戦が始まった!相手はお隣の学校で、おそらく予想もしていなかった試合だった。地域のトップ2校の女子同士の試合だった。観客は歓声を上げ始めた。あ、中学の女子だ。見知った顔がたくさんあってうれしい。凛 凛!凛!凛!凛!凛!凛!” 彼女たちを見ているだけで緊張した。でも、中学の女の子たちと仲良くなろうとするしかなかった。彼女たちについて知らないことはたくさんあった。例えば、なぜ中学校の女の子たちはジーンズを履いているのか?なぜ化粧をするのか?なぜユイは子犬のようなかわいい顔をしているのか?緊張しながらも、私たちのチームは勝つことができた

Photo by Dirección de Comunicación UTPL

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