私は、高校1年生のあいみ。

私は、高校1年生のあいみ。フィギュアスケートを幼いころから行っている。幼いころは、ビジュアルは良いが実力がなくよく顔だけだと馬鹿にされていた。それがとても悔しくあいみは誰よりも努力した。高校生になった今は、その努力が実り全国ジュニア大会優勝が期待されている。やっと、実力で認めてもらえたと嬉しく思う反面、あいみには誰にも言えない秘密があった。それは足のケガである。やっとみんなに認めてもらえたのに、ケガしたなんて知られたらまた失望されて今までの努力が無駄になると思うと誰にも打ち明けることができなかった。しかし、あいみの足のケガに気が付いている人物が1人いた。それは、あいみの幼馴染である。彼は言った「足、見せてみろ」と。あいみは驚いたが素直に見せた。すると彼は、「やっぱりか」と言いカバンからテーピングを出し始めたのだ。なんでテーピングなんか持っているんだろうと思い、聞いてみると……「これぐらいなら、俺でも何とかできるからな。テーピング巻くぞ」と言われた。あいみは彼にテーピングを巻いてもらうことにした。彼は手際よくテーピングを巻いていく「よし、終わったぞ。これで少しは大丈夫だろう」と彼の言う通り、少し痛みはひいたような気がする。ありがとうと伝えると、「気にするなよ。いつも一緒にいる幼馴染だからな」と言われドキっとするのだった。しかし、彼には本当に感謝している。こうして私は夢をかなえることができるのだから

あなたのためにやってください” “いい考えとは思えない” “とても大事な部分だと思いますが、心配しないでください。がんばってくれないと、足が思うように強くならないでしょ?” “大丈夫です “と愛美は答えた。”がんばります”。……. その日、テーピングを手に、愛美は友達と一緒に初めての練習に行った。テーピングはとても楽しかったが、ひとつ問題があった。愛美の足がいつも痛かったのだ。テーピングをしなければ、愛美の足はみんなが期待しているような強い力を身につけることはできない、と愛美はずっと思っていたのだが、友人は「大丈夫だよ」と言った。「その通りだよ。「この部分だけちゃんとやればいいの。他はどうでもいい” 「わかった」と彼女は答えた。愛海がテーピングなしで足を使えたのは初めてのことだった。彼女はあまりの驚きと感動にめまいがした。下を見ると、足が痛そうだった。「大丈夫だよ、愛美。「慣れるまで手伝ってあげるから」。「私を傷つけないの?彼女は尋ねた。「大丈夫だよ、愛美。「約束する。”わかった、頑張って足を使ってみるよ” 友達が足を使うのを手伝ってくれたのは初めてのことだった。愛美はいつもよりずっと一生懸命練習し始め、足が強くなっていった。彼女はとても驚いた。

Photo by failing_angel

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