西野沙織、林陽菜、藤本梨穂、渡部珠子、藤井海帆、佐々木彩羽辻万里、鈴木百乃、鈴木朱里、小谷津莉緒、斎藤美優、猪口結、大澤仁美、大瀧和歩、藤崎真帆、鈴木沙良、松本結、柏木蘭、天野ひかり、小川千津子、湯村千尋、中山桃子、藤田砂羽、猪狩結奈、柿崎友奈、阿部玲杏、石橋杏、時田早穂の２９人の女子中学生は、全員渡邊礼司の手によってロープで巻かれてた。。今から、礼司によって、２９人は拷問されて殺されていくのだ。礼司は、手始めに、２９人全員の顔に、顔面生クリームを、こすりつけた。さあ拷問の始まりだ。
紳士」（柏木蘭） 最初の犠牲者の一人は、零治が最も信頼する部下、「紳士」だった。礼二が柏木蘭と出会ったのは、彼が22歳の時、中学生だった。彼は蘭の恋人となり、交際を始めたが、蘭から別れを告げられた。そして礼二は、蘭を殺すために、蘭の恋人の座を継ぐことになった。玲二は、自分が次の後継者になることを確実にするため、蘭の飲み物に「アイヌのかしわさ」と名付けた毒を入れ、蘭を殺害した。蘭の死は悲劇的な出来事だったが、礼二はまったく影響を受けなかった。彼は渡辺礼二となった。 ママ」（佐々木彩葉） 佐々木彩葉は美人で人気者の中学生だった。彼女は日本青年文化協会の支部長の娘だった。礼二は彼女と出会い、2人の関係は今以上に深くなった。礼二は彩葉を友人の猪口結衣に紹介し、二人で「キスブース」という、生徒の親の目を盗んでキスをする場を設けた。礼二と結衣は同じクラスに通い、図書館で一緒に遊ぶこともあった。 佐々木彩葉は渡辺礼二にレイプされて死んだ。礼二はそれを「大人の」「純粋な」情事だと言った。事件は隠蔽され、生徒の両親には告げられたが、彩葉の両親は彼女が殺されたことを知り、警察に行って答えを求めた