談話を成立させるために必要なこと
近代という時代の “新しい “言語は、言語学的な発明ではない。それは、その構造が社会権力の構造へと変容した社会体の言語である。この “言語 “は、それを使う個人によってではなく、その歴史が書き記された社会の構造によって生み出された。現代の社会的身体の言語である。 「言語的な発明ではない言語を開発するためには、今日の社会体を全体として、社会運動の全体として、個人の運動の全体として、その運動の内容から、つまりその運動自体からその内容を取り出す全体として捉えることが必要である。 「この運動の総体は、現在と未来の政治体であり、国家を引き継ぎ、国家を変革することができる唯一の運動である。 「この運動は、最も自覚的な人々の運動であり、自らの行動の影響を最も痛感している人々の運動である。国家を引き継ぐことができるだけでなく、引き継ぐ際に、古い現実を破壊することができる現実を創造した運動である。現在の形を未来に提供したのだ。現在を引き継ぎ、それを未来に変えようとする運動である。 「それゆえ、この言語は言語ではないのだ。