はなかっぱに登場するがりぞーの正体が、ネズミだった件について。
第4章では、はなかっぱは非常に強い人物であることが示されている。しかし、彼の正体はネズミであることが明かされる。その理由は、彼が実はネズミの脳の一部であり、ネズミの体の他のすべての部分をコントロールしているからである。彼はネズミの脳なのだ。ネズミがどんなことでもできるのは、はなかっぱがネズミの頭の中にいるからである。そのため、はなかっぱはネズミが考えていることをすべて知ることができると考えられている。 第6章では、ネズミの名前が「ナス」（自分の名前）であることが明かされる。しかし、はなかっぱは後に、それは自分の人格の一部であり、見ることも測ることもできないと明かす。ネズミは不死の存在だからである。もしはなかっぱが殺されても、はなかっぱがネズミの一部であることは誰にもわからない。 第7章では、はなかっぱはネズミによって死から甦る（と本人は信じている）。彼は再び自分の人格を持ち始め、すべてのネズミが考えていることを見聞きできるようになる。 第8章で、はなかっぱの最も有名な台詞のひとつに、”お前が悪いんだったら、言ってみろ！”というのがある。これも、はなかっぱが自分のミスで仲間が死ぬのを見たくなかったから、決して明かしたくなかった本来の性格の一部である。これは、はなかっぱが仲間を本当に大切に思っていて、みんなが危険にさらされていることを初めて知った時だった